大学生になって、海外の大学に留学する人もいます。
でも、留学は何かとお金がかかり全ての学生が希望通りできるわけではありません。
今回は、経済的な理由などから留学したくてもできない人のために国内にいながら国際交流する方法について紹介します。
大学生になって留学したい…
大学によっては、海外の提携先が多いところ、ボランティアなど豊富なプログラムを用意しているところなどがあります。
英語などを学ぶ外国語大学や国際系学部だと、海外に留学して語学力を身につけたいと考える人も多いかもしれません。
しかし、留学は1年間行くとなるとかなりの費用がかかり、短期留学でもそれなりの費用がかかります。
大学や留学プログラムの種類によっては、現地の大学の授業料+生活費をある程度支給してくれる ‘’太っ腹’’ なところもあるかもしれませんが、一般的な留学である「交換留学」では現地の学費は払わなくてもいいですが、日本の大学の学費を払わなければいけません。
それプラス現地での生活費などがかかります。
日本は世界的に見ても物価の高い国ですが、欧州など日本よりも物価の高い国はいくらでもあります。
さらに詳しく
また、上記は交換留学の場合で現地の大学に正規の学生として入学する「正規留学」や個人で留学する「私費留学」であればさらに費用がかかります。
ちなみに、アメリカの大学の学費は日本の2~3倍程度で、大学が始まる前に英語の準備コースなどに行くのならさらに費用がかかるかもしれません。
留学は日本では経験できないことがたくさんあるので、非常に価値がありますが、お金がかかるので「行きたいから行く」とはいきません。
留学と全く同じ経験は難しいかもしれませんが、語学力や文化交流をするという目的であれば国内にいても十分可能です。
国内にいながら国際交流する方法
その1:留学生と交流する
大学によっては、多くの留学生を受け入れているところがあります。
キャンパスを歩いていると外国人留学生を見かけることもあるかもしれません。
ココがポイント
話しかけるのは少し恥ずかしいかもしれませんが、異国の地にやって来た留学生もきっと友達が欲しいと思っているでしょう。
勇気を出して声をかけてみるときっと喜んでくれるでしょう。
知らない人に声をかけるのは抵抗があるという人は、留学生と日本人大学生が交流できるイベントやプログラムに参加してみるといいです。
例えば、留学生が来た頃なら交流目的でピクニックなどがあるかもしれませんし、近くの観光地にみんなで行くという遠足的なイベントもあるかもしれません。
あとは、日本語の勉強を手伝うプログラムなども用意されており、1週間に1回程度会って日本語を教えます。
日本語を教えるだけじゃなく、相手に英語などを教えてもらうのもいいと思います。
キャンパスにいながら国際交流できる最高の機会です。
その2:外国人の先生と交流する
これはキャンパスにあまり留学生がいない場合ですが、大学によっては留学生自体の数は多いけれど自分はサブキャンパスにいるので会う機会がないという人もいるかもしれません。
どのキャンパスにも外国語の授業はあるので、外国人の先生はいると思います。
放課後や先生の授業のない時間などに、研究室を訪れてみましょう。
先生も忙しいのでいつも承諾してくれるとは限りませんが、事前に日程を決めたり相談しながらするといいと思います。
その3:街の国際交流イベントに参加する
最近、外国人と交流する国際交流イベントがよく開催されています。
週末の飲み会から運動系、ピクニックなど様々なイベントがあるので、国際交流したい人は積極的に参加してみましょう。
イベントは参加費用のかかるものから無料で参加できるもの、一人でも参加しやすいものなど様々なので自分の目的に合わせて選んでください。
確かに!
インターネット上で簡単にイベントを開催できるので、自分でやってみるのもいいかもしれません。
その4:インターネットを活用する
今の時代だからこそできるやり方ですが、インターネット(アプリ)などを使って国際交流します。
これなら場所を問わず国際交流ができ、世界中に友達ができます。
英語を母語とする人やフランス語、中国語など、いろんな人と出会えるのは非常に貴重な経験です。
使うアプリによっては、そのアプリ上でビデオ通話ができるものもありとても便利です。最初から電話をするのは抵抗があるという人は、まずはメッセージから始めてみましょう。
ココがポイント
相手に言語交換の旨を伝えておくと、もし何か間違えた時に修正してくれるかもしれません。もちろん、相手の日本語もしっかり修正してあげましょう。
その5:外国人が集まる場所に行く
これは結構勇気がいりますが、街にはバーなど外国人が集まる場所があります。
外国人同士の口コミやサイトで有名になっており、旅行者や留学生などいろんな人がやって来ます。
バーやカフェなどが多いので、必ずしも言語交換とはいかないかもしれませんが、お互いの言語や文化などについて話せるので楽しいです。
あとは、観光地に行って外国人の人に話しかけてみるのもいいと思います。普段、大学に行ってアルバイトに行っての生活をしていると外国人と知り合う機会は多くありません。
観光地など外国人が集まる場所に行くことで、交流の幅が広がります。
その6:英語カフェに行く
英語を学びたい人が集まる「英語カフェ」。
外国人は1~2人など少ないかもしれませんが、交流できるチャンスです。また、そこにいる日本人の方も英語に興味がある人ばかりなので、話が合うと思います。
ココがおすすめ
1回の利用は500円など、大学生にも優しい料金なので検討してみてください。
あとは、外国人の方が経営しているお店に行くのもいいです。常連になって仲良くなることもあります。ここなら、会費のようなお金がかからないので普通のお店に行くような感覚で行けます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、日本国内にいながら国際交流する方法についてでした。
最近、多くの外国人の方が日本を訪れています。街中を歩いていても外国人の方が多く、有名観光地などに行くと外国にいるような感覚になります。
日本国内にいても国際交流は十分可能です。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。