学生数が多い大学を「マンモス大学」と呼びます。
マンモス大学にはマンモス大学のメリットがあり、学生数の多い大学に通いたいという人も多いかもしれません。
たくさんの学部がありいろんな人に出会えるマンモス大学、日本全国にはどのくらいのマンモス大学があるのでしょうか。
そもそもマンモス大学の定義とは
皆さんご存知の通り、「マンモス大学」とは学生数の多い大学のことです。しかし、その数に明確な数字はなく、一般的に2万人以上学生がいる大学をマンモス大学と呼ぶことが多いです。
大学で学生数が1万人を超えると大きな大学であり、2万人は1つの町の人口を超えるくらいなのでかなり大きいのがわかります。
豆知識
ちなみに、マンモス大学という言葉の由来は体長5メートル、体高3メートルと大きかったマンモスにちなんで学生数が多く、規模の大きい大学という意味で使われるようになりました。
マンモス大学に明確な数字はありませんが、ここでは一応2万人を目安に日本全国のマンモス大学をまとめました。
マンモス大学に通いたいという人は、ぜひこの記事を参考にしてください。全国の学生数の多い大学を順番に並べています。
1位:日本大学
日本を代表するマンモス大学と言えば、やはり日本大学です。
学生数は日本一の6万7933人、2位に大きく差をつけています。高校生を対象としたある調査によると、日本大学は高校生が進学したい大学で関東エリア4位にランクインするなど非常に人気のある大学です。ちなみに、理系分野に限れば堂々のトップです。
ココに注意
しかし、この調査は、去年日本大学のアメフト部の問題が発覚する前なので、今は少し状況は変わっているかもしれません。
まあ、いずれにしても特にスポーツの分野で高校生に人気があり、日本大学のクラブ・サークル数はなんと1,000以上にも。
その中でも、アメフト、陸上競技、ボクシング、レスニングなど多くの実績があり、多くのプロ選手やオリンピック選手を輩出しています。
そんな日本大学には、法学部、商学部から医学部、歯科部など全学問を網羅する16学部に加えて、通信教育部、短期大学部も設置しておりまさに日本一の総合大学です。
2位:早稲田大学
続いては、4万1333人の学生数を誇る早稲田大学です。
早稲田大学の魅力の1つとして、国際的な環境が整っていることです。実は、早稲田大学は日本で最も多くの外国人留学生を受け入れており、また最も多くの日本人留学生を海外へ派遣している大学なのです。
現在、世界の約100カ国の国や地域から4,300名以上の留学生が早稲田大学で勉強していると同時に、年間2,000人もの日本人学生が77の国や地域の協定大学に留学しています。
キャンパス内を歩いていると日本語はもちろん、英語、その他外国語が飛び交っており、グローバル環境が整っています。
大学生になって留学したい、またキャンパス内で国際交流したいという人に最高の大学です。
3位:近畿大学
関西にある「産近興龍」の1つである近畿大学。
学生数は3万3125人を誇り、関西で最も学生数の多い大学です。
近畿大学の人気は近年ものすごく、「志願者数5年連続日本一」を達成しました。近畿大学には様々な学部や学科がありますが、その中でも法学部が人気です。
その理由として挙げられるのは、卒業後の進路の選択肢の多さです。民間企業では平均年収日本一のキーエンスやメガバンク、公務員では市役所だけじゃなく各省庁などがあります。
学生数の多い近畿大学なので、就職してからも近畿大学の先輩や後輩に出会うことも珍しくなく、大学の思い出話に花が咲きます。
ココがポイント
また、近畿大学では「実学教育」に力を入れており、専門スキルを身につけます。幅広い知識を満遍なく持っているよりもスペシャリストが求められる時代なので、近畿大学の実学教育はものすごく価値があります。
日中の授業が終わってから開講される専門講座で、同じ目的を持った仲間と切磋琢磨しながら学びます。
4位:立命館大学
同じく関西にある立命館大学。
京都を中心にキャンパスを構え、大阪や滋賀にもキャンパスがあります。学生数は3万3115人で、学部は法学部や国際関係学部、経済学部など計16学部あります。
立命館大学は非常に伝統のある大学で、たくさんの有名人が卒業しています。立命館大学の部活で有名なのは、野球部とアメリカンフットボール部です。
野球部は、関西学生野球連盟リーグで春秋36回の優勝を誇る関西の超名門チーム、アメリカンフットボールは「パンサーズ」の愛称で親しまれ甲子園ボウルで6回、日本選手権で3回優勝しているこちらも名門です。
スポーツに非常に力を入れている立命館大学は、数々の有名スポーツ選手を輩出しています。例えば、元プロ野球選手の吉田敦也さん、リオ五輪にも出場したシンクロの銅メダリスト乾友紀子さんなどです。
5位:明治大学
5位にランクインしたのは、学生数3万1004人を誇る明治大学です。
「MARCH」の1つである明治大学では、「個」を強化することを目的にしており、授業も多角的にアプローチする手法がとられています。
明治大学では、自分の専攻分野以外でも興味があれば選択して受講することもできるので、幅広く学べます。
明治大学のキャンパスは、和泉キャンパス、駿河台キャンパス、生田キャンパス、そして中野キャンパスがあり、学部、学年によって分かれています。施設は綺麗で新しいと評判です。
豆知識
明治大学の看板学部は、商学部です。実は、日本の私立大学で初めて商学部を設置したのがこの明治大学で高校生から高い人気があります。
あとは、法学部も受験生に非常に人気のある学部で、ここを目指す受験生も多いです。明治大学はもともと法律学校としてスタートしたので、法学部が看板学部と呼ばれていた時期もあったとか。
卒業後は、公務員や一般企業への就職が多いです。
日本全国のマンモス大学を学生数順に5位まで紹介しました。ここからは、マンモス大学に通うメリットについて書きます。
マンモス大学に通うメリット
メリットその1:OBやOGが多い
先ほど少し述べましたが、学生数が多いということはそれだけ先輩や後輩も多いということです。
また、日本全国から学生が集まってくるのでどこにいてもOBやOGに出会える可能性があります。
先輩や後輩はたとえ通学の時期が被っていなくても、どこか親近感が湧きますし、仲良くなりやすいです。
OBやOGが多いというのが、マンモス大学の最大のメリットではないでしょうか。
メリットその2:様々な人と出会える
これもマンモス大学ならではのメリットだと思います。
マンモス大学には、文系から理系まで様々な学部や学科があり、色々な目的を持つ学生に出会えます。それは学問だけじゃなく、地方からやって来る人、頭のいい人、何か特技を持っている人などあらゆる人と知り合えるチャンスがあるのはマンモス大学の特徴です。
そこから、一生の友人になったり、ビジネスパートナーになったり、何か出会いのきっかけになるかもしれません。
メリットその3:知名度が高い
今回紹介したマンモス大学は全て知名度が高くブランド力も高い大学ばかりですが、全国にある大学によっては一般的にあまり知られていないところもたくさんあります。
でも、マンモス大学ということだけで知名度は高くなりやすいです。
まとめ
今回は、全国のマンモス大学についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。