大学生になり憧れだった海外留学を実現させたいという人もいると思います。
大学には、数多くの留学プログラムがあり自分の目的に合わせて最適なものを選べます。
今回は、留学で有意義な時間を過ごすためのポイントをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。
国際化が進み、どんどん求められる英語力
高校生の間に海外研修や現地の高校に通うなどすでに留学を経験している人もいるかもしれません。中学校でも学校によって夏休みなどの短期語学研修みたいなのがあるところもあります。
以前と比べて海外留学ブームは少し落ち着いたと言われていますが、実際1ヶ月未満の短期留学者数は年々増えています。
交換留学など海外で自分の専攻分野を学べるのは大きな魅力ですが、そうなるとやはりコストや就活との兼ね合いなどいろいろ難しいところがあります。
ココがポイント
それに比べて、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用しての短期留学なら、コスト的にも優しいので大学生に人気です。
1年間の留学と2週間の留学では、過ごす時間が違うので同じような語学力を身につけられるかはわかりませんが、海外で勉強することでいろんないい刺激があります。それが、帰国後の語学への高いモチベーションにもつながるかもしれません。
また、異国の地で生活することで問題解決能力など一人の人間としても大きく成長できます。
今も留学先で人気なのはアメリカ
海外留学する学生が増えていますが、その行き先はどこが多いのでしょうか。
皆さんも海外留学と聞くと、英語圏であるアメリカやカナダ、オーストラリアなどが思い浮かぶかもしれませんが、昔も今も変わらずアメリカが大学生に人気のようです。
やはり、アメリカにはたくさんの大学があり学べる範囲が広いです。アメリカの次はカナダ、オーストラリアと続きますが、アメリカは群を抜いての1位だとか。
その他、ヨーロッパならイギリスやフランス、ドイツなどワーキングホリデーで行ける国が人気です。
アジア圏で見ると、中国や韓国が人気でフライト時間も短く地理的に近いというのが関係しているのでしょう。
また、最近だと英語を勉強するためにフィリピンに留学する人も多く、同じアジアなので距離が近く、アメリカなどと比べると圧倒的に安いので人気の留学先です。
興味深い!
ちなみに、日本国内の大学生の留学者数は増えているものの世界水準で見ると少なく、留学は誰でもできるものではないので一概には言えませんが、日本の学生ももっと積極的に多言語や異文化に触れる機会を増やした方がいいかもしれません。
留学を成功させるためのポイント
ポイントその1:大学選びは慎重に
交換留学や語学学校で英語を学ぶにしても、大学の付属の語学学校に通うことになるでしょう。
交換留学だと必ずしも自分の好きな大学を選べるわけではなく、日本の大学が提携している大学に派遣されることが多いです。
また、大学によっては同じ学問でもそれぞれ強みがあったりするので、よりいい留学時間にするためにも自分の学問に力を入れているようなところに行きたいです。
また、「アメリカに行きたい」と言ってもアメリカは広いので、州によって街の雰囲気などが大きく異なります。
例えば、カリフォルニアなど西海岸に行くと、私たちがイメージするまさにアメリカ!という感じですが、中西部に行くと冬はマイナス20度なんて当たり前で、人種構成も非常にシンプルです。
南部に行くとまた雰囲気が異なり、メキシコに近いということもあってスペイン語が話されていたり、カウボーイなど西海岸とは違ったアメリカンな雰囲気が味わえます。
ニューヨークやボストンなどに行くと、都会で人々はいつも時間に追われてるような感じで、気候も冬場はかなり寒く、温暖な気候を求めるなら南カリフォルニアなど西海岸にした方がいいかもしれません。
あと、有名大学に行きたいけど学力が足りないのでとりあえず2年生のコミュニティカレッジに行くという人も多いかもしれません。
ここでは、しっかり勉強して大学でついていけるような学力を身につけますが、コミュニティカレッジによっては学生の質が悪いことがあり、授業中におしゃべりはもちろんのこと、ガムを噛んだり、何か食べていたりとあまり勉強に集中できる環境ではないこともあるようです。
そうなれば、せっかく勉強するために入学したのに全然身が入らなかったなんてことになるかもしれません。自分の目的に合わせて最適な大学を選びましょう。
ポイントその2:物事への ‘’基準’’ をなくす
人間には、その国や文化、背景など様々なことによって物事への ‘’物差し’’ が設定されています。
例えば、日本で〇〇をするのは非常識だけど、〇〇はOKなど。これは、日本国内では人々の基準として成り立っていますが、海外に出ると必ずしも日本の常識が通じるとは限りません。
まあ正直、アメリカなど欧米諸国では特に日本の基準は通じないことの方が多いと思ってもらっていいです。
そのような考え方の違いは異国でしか味わえないので、非常に興味深いことです。それと同時に、長く海外に住んでいるとそれが徐々にストレスになりマイナスに働くこともあります。
例えば、誰か友人などといる時、日本では相手の空気を読むと言いいますが、海外では基本的にこちから発しない限り相手にしてくれません。
日本の基準のまま「なんでわからないの!」と嘆いても、状況は変わらずストレスになるだけです。
ココがポイント
日本が悪いとか、海外がいいとか、誰が正しいとか悪いという話ではなく、そもそも物事に基準や決まりなんてないのです。国や文化、様々な背景によって基準が ‘’基準化’’ されているだけなので、海外に留学する際は特にその基準を一度フェアな状態にするよう意識してください。
これを頭の片隅に入れておくだけでも、海外に住む際のストレス軽減に大きくつながります。
ポイントその3:留学のゴールを行く前に必ず決める
留学するのには、様々な目的があると思います。交換留学で海外で自分の専攻分野を学ぶ、語学学校(コース)で英語力を身につける、ボランティア活動をするなどいろいろあるでしょう。
でも、留学中はたくさんの誘惑があるので、途中で自分の目標を失ってしまうこともよくあります。
自分の目標を明確にし、それを達成するために日々過ごしてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、留学を成功させるのポイントについてでした。
留学という貴重な時間を最大限有意義な時間にしてください。応援しています。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。