大学受験の英語でつまずく人は多い
大学受験には英語がつきものです。私立大学の入試では文系に限らず理系でも英語が試験科目になっているケースが多いです。
センター入試の英語の難易度は中レベルといいます。特別に難しいというわけではありませんが、センター試験ならセンター試験に向けた対策をしておかないと突破が難しいといわれています。
学校の授業で習う英語だけでは不十分なのです。
このように、大学受験で英語力を求められるケースは多いです。しかも英語の配点が高い学部が私立大学の文系ではよく見られます。大学受験の英語は避けては通れない壁かもしれません。
ですが、大学受験の英語が苦手という人も少なくありません。大学受験の英語でつまずくと英語で得点を稼ぐことができませんからなかなかに不利です。
モチベーションが下がってしまうのも当然の流れといえるでしょう。
ですが、英語の勉強をしないわけにはいきません。大学受験の英語でつまずいてしまったらどうすればよいのでしょうか?
英単語を覚えましょう
英語の勉強でつまずいてしまったら、まずは初心にかえり、英単語と英熟語を覚えていくことをおすすめします。それもなるべく早いうちに受験に使われるものを全部覚えましょう。
ココがポイント
偏差値が40前後の受験生は中学レベルの英語がマスターできていないケースが多いです。中学英語を振り返る機会が必要です。そのためにはまずは英単語と英熟語を暗記しましょう。
英単語と英熟語がきちんと暗記できていれば頭の中に辞書があるのと一緒です。
実際の試験ではきちんと文になっていないと点数がもらえませんが、急に海外旅行に行くことになったときは英単語と身振り手振りだけでなんとなく会話ができたりしますよね。単語さえわかれば英語問題の難易度が下がります。
さらに詳しく
英単語と英熟語なんて覚えているよという方は、参考書のページごと暗記してみてはいかがでしょうか。
単語帳などにはそれぞれの単語や熟語の用例や派生語が掲載されています。それを丸ごと覚えればどんな英文でも見ただけで文脈を想像できますし、語彙力が豊富になるので英文作成の時にも役に立ちます。
英単語と英熟語をマスターしていれば一石二鳥以上の効果があります。まめに復習をして繰り返し覚えるようにすれば2ヶ月程度で大体の英単語と英熟語は掴めるようになるでしょう。
文法と構文をマスターしましょう
さて、英語の予備校に通っていていまひとつ勉強が身に入らないと思ったことはありませんか?
英単語や英熟語を知っていても、文法と構文がマスターできなければ長文読解の問題は解けません。
予備校の授業についていけないと感じたら、文法と構文を完全に理解できるようになりましょう。
文法と構文は適切な参考書を見たうえで、英文法の問題集に載っている問題を解くとトレーニングできます。
おすすめの参考書の情報は予備校や学校の先生、成績のよい友達などに聞けば手に入るでしょう。
英語の文法と構文は苦手だという人は多いですが、英単語と英熟語をマスターしていれば大学受験程度の英文であればだいたい意味がわかります。
さらに詳しく
文法と構文を繰り返しトレーニングすれば長文読解にもチャレンジできるようになります。いきなり長文読解に挑戦して挫折してしまう前に、ここでもやはり基礎をしっかりと固めておきましょう。
センター模試や試験の過去問を解きましょう
長文読解ができるようになってくればしめたものです。英語に慣れてきたと思ったらセンター模試やセンター試験の過去問を解き始める段階です。
前述の通りセンター模試やセンター試験の問題には特徴的な形式があります。これに慣れていなければ英語力が身に付いていても、初見で読めないと思ってしまいます。
センター形式の問題を解き、解説を見て間違ってしまったところの原因を探ると適度にフィードバックができて有効です。
英語で行き詰まってしまうとモチベーションが下がってしまう人が多いですが、勉強での行き詰まりには正攻法で対策するしかありません。
英語が難しすぎると感じたらまずは基礎から振り返ってみましょう。