大学受験に失敗したら、その後の人生はどのように決めれば良いのか迷っている人も多いことでしょう。
大学受験の失敗は人生最大の失敗と考えると人もいますが、長い人生から見ると大学受験の失敗は大したことではありません。
それよりもその後、どのように人生を進めるか前向きに検討することが大切なのです。
大学受験を失敗したら、どのように人生を進めていけば良いのか考えてみましょう。
浪人する
大学受験を失敗した場合、自暴自棄になってしまう人もいますが、こういうときこそ冷静になる必要があります。
今後の人生に大きく関わることなので、じっくり将来のことも含めて考えましょう。
志望大学に入学できなかった場合、多くの人はそれ以外に合格した大学に進みます。
しかしどうしてもあきらめられなかった場合や、全ての大学に落ちてしまった場合、浪人して大学受験に再チャレンジすることができます。
現役時代は部活や学校の授業で勉強に集中できなくても、浪人することで勉強に集中して取り組むことが可能になります。
一年かけてじっくり勉強することができますのでそれだけ学力もあがりますが、勉強漬けの毎日にストレスを感じ、ドロップアウトしてしまうこともあります。
ココに注意
浪人生活で大切なのは、受験までモチベーションを保たなければならないことです。
現役のときと違い、24時間勉強することができますが、それだけストレスをためやすくなるのも事実です。
就職する
高校生が就職する場合、高校の進路指導部を介して斡旋就職をすることになります。
斡旋就職は求人票が公開される時期や試験が始まる次期が決まっているので、大学受験を失敗してからでは間に合わない場合がほとんどです。
9月には就職試験が開催されますので、早ければ9月の下旬、または10月に入るとその結果が通知されます。
大学受験失敗後に働きたい会社を見つけたとしても、すでに求人が終了していたり、内定人数を満たしていることもありますので、就職は難しいかもしれません。
よほど協力な縁故がある場合は就職先を見つけられるかもしれませんが、大学受験を失敗してから就職先を見つけるのはかなり難しいといえるでしょう。
一般求人をハローワークや求人情報などから探して就職活動を行うか、アルバイトをしながら正社員募集をしている会社に応募するなど、努力が必要です。
資格を取得する
大学受験に失敗して就職先も見つけられないとなると、専門学校へ行き資格を取得するという進路変更をする人もいます。
しかしこれまで大学進学を考えていた場合、どういった専門学校を選べば良いか分からない人も少なくありません。
何となく興味のある分野の専門学校に進む人も多いですが、専門学校は就職に就くための実践的な教育を受ける場なので、軽い気持ちで入学すると挫折してしまうこともあります。
大学進学後に進みたい就職が明確であれば、どういった資格を取得すれば良いのか分かりやすいですが、就職まで考えていない場合、どの専門学校に進めば良いか悩んでしまうことでしょう。
ココがポイント
専門学校へ進む場合は、あらかじめ自分がどのような仕事に就きたいかをじっくり考え、夢を実現させられる学校を探すようにしましょう。
海外に留学する
大学受験がダメだった場合、海外に留学するという道を選ぶこともできます。
ココに注意
しかし、ただ海外に行ってみたい、留学といえばカッコがつくからなどの理由では、留学してもすぐに音を上げてしまうかもしれません。
海外留学する場合は、語学留学と大学留学のどちらかを選ぶことができますが、語学に自信がない人の場合、いきなり大学留学は難しいかもしれません。
ココがポイント
まずは語学をマスターするために語学留学し、語学に自信がついたらその後で大学留学を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
大学受験を失敗した後のさまざまな選択肢について、まとめてみました。
これからどのように人生を進めれば良いか悩んでいる人は、参考にしてみてください。