大学受験のために頑張ってきたのに、結果が伴わないこともあります。
自分の努力が足りなかったと後悔することも必要ですが、前もって失敗したときのことを考えておくことも大切です。
入試を受ける前から悪い結果を考えるのはあまり前向きではありませんが、もしもダメだった場合、すぐに行動できるかどうかで将来が大きく変わることもあります。
大学受験は失敗するリスクがあるということを、前もって覚悟しておくことも必要です。
勉強したからといって必ず報われるわけではない
志望校に入学するため、どれほど勉強時間を積み上げてきたとしても、必ず思いどおりの結果が出るとは限りません。
自分に自信をつけるための勉強ですが、それが必ずしも報われるわけではないということは、前もって理解しておきましょう。
もちろん、どんな問題でも対応できるほどの勉強をする努力は必要です。しかし、どんなことでも世の中には絶対に大丈夫という保証はありません。
人の二倍三倍勉強したとしても、結果が出せないこともあります。
大切なのは、ダメだったときでも現実を受け入れることです。
受験がうまくいかなかったのは、必ず原因があります。
勉強法が間違えていた、実はあまり理解できていなかったなど、受験の失敗により気付くこともあるでしょう。
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うまくいかなかった原因を冷静に判断し、その後の受験に役立てるよう、受験の失敗を経験値として受け止めましょう。
ダメだった場合のことも頭に入れておこう
大学入試を受ける上で大事なのは、絶対に合格すると自分のモチベーションをあげることです。
試験前から落ちることを考えていると、勉強に対するやる気も失せてしまうことでしょう。
しかし、もしものことを考えてリスク対策は必要です。
ココに注意
第一志望に入学することだけを考えていると、第一志望に受からなかったとき、他の受験に影響を与えてしまうこともあります。
考えたくないことですが、大学受験が失敗したことの場合も念のため考えておく必要があります。
ココがポイント
第一志望がダメでも滑り止めに合格していた場合どうするか、全ての大学に不合格だった場合浪人するのか、それともあきらめて専門学校に進む、または就職するなど、あらゆる場面を想定して先のことを考えておきましょう。
親に相談しておくこと
もし大学受験に失敗した場合、どのようにするかは親に相談しておいたほうが良いでしょう。
浪人してもう一度チャレンジしたいと思っていても、もしかして経済的な問題で難しい場合もあります。
浪人する場合、予備校に通いながら勉強するのが一般的ですが、それが難しいなら進学をあきらめるか、もしくは自分一人で勉強を続けるかのどちらかになります。
経済的なことで予備校に通えないとなると、勉強に対するモチベーションが下がってしまうこともありますので、前もってダメだったときのことも親に相談しておきましょう。
気持ちを切り替える
大学受験の失敗は人生で初めての大きな挫折になるので、現実を受け入れられないこともあります。
新たなスタートを切るには、気持ちを早めに切り替えることが必要です。
失敗した気持ちをいつまでも引きずっていると、再チャレンジするにもスタートが遅れてしまうことも考えられます。
まずは現実を受け入れ、気持ちを少しでも前向きにできるよう、いろいろ行動してみると良いでしょう。
勉強のために寝不足続きだったら思いっきり睡眠をとってみたり、ストレス発散するために友だちと遊んでみたり、気持ちを切り替えるためにやれることはいくらでもあります。
自分から積極的に行動することで、早く気持ちの切り替えができるのではないでしょうか。
まとめ
受験に失敗したからといって、人生全てが台無しになるわけではありません。しかし、勉強しているときは受験に全てをかけている人も多いものです。
大学受験は必ず成功すると決めつけずに、ダメだった場合の対処方法を考えておくと、その後の進路もすぐに決められるのではないでしょうか。