コラム

2018年

03月

26日

Short Story6(再履修編)

≪芽生え:単位を落とした授業を再履修した事で見つかった卒論のテーマ≫       大学生ってなんて素晴らしいんだろうと、僕は感激した。 その感激のしっぺ返しを受けるとも知らずに。   高校までの学校生活とは違い、自分が選択した授業の時間に合わせて大学へ行けば良いというルールも、単位さえ取れれば良いというスタンスで...

2018年

03月

19日

Short Story5(再入学編)

≪目標:アルバイト先でマーケティングに興味をもち、卒業後再び大学生に≫       大学で学んだ事が、果たして社会に出てからどれほど役にたつのか、働いていく上でどれだけ意味をなすのか、僕にはよく分からなかった。   ただ、単位を取るためだけに最低限の出席日数をクリアし、持ち込み可の試験では真面目な友人のノートをコピーさ...

2018年

03月

12日

Short Story4(音大生編)

≪伝える:舞台に上がるのが怖くなったピアニストが再び輝く日≫     怖い・・・   私が舞台に立つ時にいつも湧いてくる感情だ。   舞台で失敗した事がある者ならば分かるだろう。 あの恐怖がフラッシュバックする。   ピアノの演奏を深く学びたくて音大の門をくぐったが、試験の時に緊張して...

2018年

03月

5日

Short Story3(ダンス編)

≪夢の翼:言葉の壁を乗り越えて海を越えたダンサー≫     どうしても、やりたい事があった。 どうしても、学びたい事があった。 でも、それは国内の大学では実現できない事だった。   このどうしようもない事実を突きつけられて、私は途方にくれた。   高校3年生の受験の時に、自分が興味のある分野はなんだろ...

2018年

02月

26日

Short Story2(医学生編)

≪約束:大好きな叔父と叔母の死が医師を目指すきっかけに≫       「おじちゃん、ぼく、お医者さんになるよ。そうすれば、おばちゃんの病気、治してあげられるもんね」   僕は、自分が叔父にそう言ったのをはっきりと覚えていた。 その時、僕の夢は「医者」になり、そこからずっとその夢は変わっていない。  ...

2018年

02月

19日

Short Story1(教育実習生編)

≪心に届いた寄せ書き≫   初めての教育実習は、正直とんでもなくキツかった。 まず、睡眠時間が取れなかった。 本当に眠る時間が確保できずに、実習期間中の平日の平均睡眠時間は2時間程度だった。   無理もない。 何の経験値も無い実習生の僕は、まず授業計画を立てるのに時間がかかり、担当教官から何度もやり直しを命じられ、教材研究もゼロからとなるた...

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