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元ソフトバンクモバイル副社長からのメッセージ

「変わりましょう」

 

社会は、紀元前の農業革命、18世紀の産業革命に続き、20世紀後半からの情報革命で大きな変革をしてきている。

 

まさに現役の学生さんと共に生まれ成長(進行)しているのである。 この情報革命の特徴は、世界同時進行という事とその変革のスピードである。この2点を制する者が世界を制すと言える。 従って、先ず世界を見よ、日本は小さい。産業革命後の工業化社会では、日本も大きかったがもはや小さい。でも、情報化社会では、小さい日本が世界で勝つ道はいくらもある。個人が大会社に勝つこともある。

 

自ら変えなくても、世界の誰かが変えるので、他人が変えたことに追随するか、自ら変えるかが問題で、それなら自ら変えていこうではないか。 世の中、革命の真っ只中で激変し続けているのだから、昨日と同じ今日、今日と同じ明日はない。もし変わらない環境と感じたら、気づいていないだけで、おかしいと思わなければならない。

 

変革にこそ価値がある。先ず自ら変わって、違っていたらやり直せばいい。居心地よく変わらないで座していることが悪である。

 

競争に勝つ原理の中で普遍的に強いものは、やるべきことを他人より早くやることである。特に情報化社会では、早さ、速さという時間軸で常に考える事が肝要である。何をやるか、やるべきかは熟考すべきであるが、早く行動することの価値は高い。

 

明日の100点より、今日の80点の価値が高いということが起こりうる。 あるべき姿(夢、目標)を時間軸上に描き、それに対して今どうなのか(何が足りて何が足りない)の現状把握(Fact finding)をし、そのギャップを認識する事がスタートである。ここからギャップを埋める行動を起こすのだが、これやってあれやっての積み上げ方式で計画してはダメで、あるべき姿の時間位置から逆算して、そのために2年後にはどうなっているべきか、1年後は、半年後は、1か月後はと遡って見極める必要がある。

 

何となれば、あるべき姿の位置は動かないからである。そして、信念を持って行動しましょう

 

 

 

≪略歴≫富田克一(とみた かついち)
1967年日本電気(株)入社。
1986年第二OA装置事業部第一製品技術部長、1990年パーソナルコンピュータ販売推進本部長をへて、1999年取締役支配人。
2003年NECソリューションズ執行役員常務としてパソコン事業を統括。
2003年NECフィールディング(株)代表取締役社長。
2006 年ソフトバンクモバイル(当時ボーダフォン)副社長へ就任しソフトバンクの携帯事業を支えた。

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