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卒論や卒研の基礎知識

  一般に大学4年生になると卒業研究に着手し、その成果を卒業論文という形で学校に報告します。卒論や卒研と言われていますが、そもそも卒論や卒研って何か考えたことはあるでしょうか。

 

【卒研とは何か】
 卒研とは、大学で学んだ知識を生かして、世の中に役立ちそうな研究テーマを定めてひたすらに実験や考察を繰り返していくものです。その中で、大学外の施設に足を運んだり、5それまでに発表された論文を読んで研究の一助としたりします。そして、実験や考察によって得られた結果や改善点を論文としてまとめたものが卒論で、学校によって異なりますが規定の形式に沿って、約20,000字ほどの文章にすることが多いです。字数が多い上に、大学での知識を生かした役立つデータであることが求められるので、中身の濃い研究をするよう心がけることが大切です。

 

【卒業研究を始める時期】
 本格的に研究を始めるのは4年生になってからがほとんどですが、卒論や卒研の時期は2~3年生の段階から始まっています。2年生の時点で、大学の研究室の紹介がある学校が多くあります。2年生の段階では、どんな研究をしているかを漠然と把握するくらいで構いませんが、3年生になると実際に研究室や実験施設を訪問して、どの研究室に所属して研究した以下のイメージを固める段階に入ります。また、3年生は4年生の卒研発表会に出席して研究内容を学びます。この時点で、各研究室の研究テーマがより明確にわかってきます。そして、4年生になったらこれまでの経験をもとに、自分の興味がある研究室を1つ選んで実際に活動を始めるのです。

 

【卒研の注意点】
 卒論や卒研の注意点としては、結果に一喜一憂しないことです。知識を生かして新しいことに挑戦するわけですから、満足がいく結果を得られないことも多々あります。失敗した理由をじっくりと考えて、根気よく研究を続けていく姿勢がなければ、卒研は充実しません。また、卒論の提出期限にも注意が必要です。規定の形式を順守したうえで期限内に提出しなければ、ほぼ確実に留年が決定します。1日たりとも待ってはくれないので、計画的な実験と卒論の作成が欠かせません。

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