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効率的な試験勉強法

【過去問の入手】

 最も効果的なやり方は、過去問を手に入れることです。大学に在籍する教員達のほとんどは、毎年同じ内容の講義を行っています。多少、内容が変わることもありますが、大筋は変わらないというのが、ほとんどなのです。ベテラン教授になればなるほど、内容は固定されてきます。年度によって差は生じますが、20%から50%ほどの問題は「過去の出題されたものから選ばれる」と考えていいでしょう。ということは大学にいる仲の良い先輩から必要な過去問を渡してもらえれば、かなり高い確率で問題を解くことができるわけです。このように大学では、どれくらいの人脈やネットワークを持っているかが、単位取得に大きな影響を与えます。試験直前にいきなり頼みごとをするというのはでは、嫌な顔をされるかもしれません。何事も『ギブアンドテイク』ですので、普段から良好な関係を築いておきましょう。また相手から頼まれたときは、こちらが助けてあげることも大切です。

 

【毎回、授業に出ている人から教えてもらう】

 大学には一定数、極めて真面目に授業へ臨んでいる人達が存在します。彼らは授業を欠かさず聴いているので「どの範囲から出題されるか」という重要なポイントを的確に掴んでいるのです。もしそういった人達と交流があるのなら「次の中間はどこが出そうかな?」とか「期末の出題予想をしてくれない?」と尋ねてみましょう。面識がない人だったら断られる確率は高いですが、ある程度仲良くしていると気軽に教えてくれはずです。「今度お礼するから、ぜひともお願いします」と頭を下げれば、それほど悪い反応は返ってこないでしょう。

 

【講義ノートの入手】

 大学に入ると、中学や高校にはなかった『講義ノート』の存在を知るようになります。もちろん大学が公的に出しているものではなりません。学校と無関係の業者が学生を雇用して、作成しているものなのです。商売として成立しているだけあって、どの講義ノートも中々、よくできています。講義ノートが売られている場所を見つけたら、それを購入して勉強するというのもひとつのやり方です。ちなみにこの講義ノートは、毎回欠かさず授業に出ている学生たちが、お小遣いを稼ぐために、自分のノートを提供していると言われています。こういった一筋縄ではいかないところが、大学の面白さなのかもしれません。どうしても困ったときは、大学ノートにすがりつくというのも、ひとつの方法です。

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