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ゼミや研究室の基礎知識

 大学生になると、はじめの頃は“一般教養”と呼ばれるような広く浅い講義がメインとなりますが、学年が上がると専門性の高い講義が増えてきます。その最たるものが「ゼミ」や「研究室」での活動です。

 

【ゼミ・研究室とは】

 ゼミや研究室で“具体的には何をするのか”と言うと、より専門性の高いテーマについての探求・報告・議論になります。実際のところは、配属先によって様々と言えるでしょう。国内外の専門誌や論文を講読しその内容について話し合う所もあれば、与えられたテーマについて個々に調べ発表をする所もあります。フィールドワークに出たり学会の見学に行ったりと実習的な活動をする場合もありますし、データ整理や実験の記録付けなど教授の研究のお手伝いをして学ぶ場合もあります。

 

【選び方】

 これでは、どこのゼミ・研究室へ行けばいいの?となってしまいますね。選び方は“慎重に興味のある方へ”。まずは、シラバスやゼミ紹介の冊子を見て、そのゼミ・研究室の研究主題を知りましょう。自分の将来の職に役立ちそうな内容や興味のある内容を主題としているところを選びます。そして、そのゼミ・研究室に配属されている先輩がいれば、直接話を聞きましょう。また、“ゼミ訪問”という形でゼミの日に見学させてもらいます。その教授の講義終わりにでも声をかけ、見学したい旨を伝えましょう。

 

【配属に向けて】

 入ってみたいゼミ・研究室が見つかったら、配属希望を出すことになります。その際に希望者が多い場合は、試験や抽選といった形がとられます。その場でくじ引き、となれば打つ手なしですが、大抵の場合は大学側が決めて配属します。希望の場所に配属される方法は、事前の勉強・コンタクトが大切です。先述のとおり、配属が決められるまでにその教授や先輩方と話し、研究主題について質問したり自分の追及したいことを話したりしておきましょう。そこで学びたい、という姿勢が大切です。

 大学というところは、専門性の高い内容を学べるところ。なので、ひとつひとつのゼミ・研究室は本当にコアな内容を扱っています。そこで活動している人や教授の様子をよく知って、おもしろそうだ、自分も取り組んでみたい、と少しでも魅かれる部分のある場所を見つけましょう。

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